うちの子供は牛乳が大好き!姉妹そろって毎日「牛乳おかわり」って何回おかわりするねん!って状態です!牛乳は子供の成長に大切ですが、牛乳って無調整牛乳とかいろいろ種類がありますよね。どれが子供に良いのか。また、牛乳が嫌いな子供もいるわけですよね?そんな牛乳嫌いな子供にはどう対処すれば良いのか!?今回は子供と牛乳について考えていきたいと思います!!


牛乳の栄養価
牛乳は、成長に不可欠な栄養素が豊富に含まれています。たんぱく質は筋肉や組織の成長を促進し、カルシウムは骨の健康を維持します。
また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、ビタミンB12は神経系の発達に重要です。さらに、牛乳にはビタミンAやリボフラビン、リンも含まれており、健康な成長に必要な栄養素を幅広く提供します。
牛乳の適切な摂取量
牛乳の適切な摂取量は年齢によって異なります。乳幼児期の子供には母乳またはミルクが最適でありますが、牛乳を導入する場合は以下のガイドラインに従うことが重要です。
1歳未満の乳児: 1日あたり約500ml以下の牛乳を摂取することが推奨されています。乳幼児期は主に母乳やミルクが栄養源となるため、牛乳は補完的な役割を果たすべきです。
1歳以上の幼児・子供: 1日あたり約2〜3杯(約500〜750ml)の牛乳が適量とされています。ただし、他の乳製品や栄養バランスの取れた食事も重要です。牛乳以外の飲み物も摂取し、バラエティ豊かな食事を心がけましょう。
牛乳の品質と選び方
子供に与える牛乳の品質にも注意が必要です。無脂肪乳、低脂肪乳、全脂肪乳のいずれを選ぶかは、子供の年齢と成長段階に応じて判断する必要があります。
また、有機牛乳や添加物が少ない牛乳も選択肢の一つです。
- 無脂肪乳(スキムミルク):
- 特徴: 無脂肪乳は脂肪をほとんど含まない牛乳です。脂肪含有量は0〜0.5%未満です。
- 選び方: 無脂肪乳はカロリーが低く、脂肪摂取を制限したい場合に適しています。特に心臓病や高コレステロールのリスクがある場合は、無脂肪乳を選ぶことが推奨されます。
- 低脂肪乳(セミスキムミルク):
- 特徴: 低脂肪乳は少量の脂肪を含んでいます。一般的な低脂肪乳の脂肪含有量は1%〜2%です。
- 選び方: 低脂肪乳は全脂肪乳よりも脂肪量が低いため、カロリー摂取を制限しながらも、一定量の脂肪を摂取したい場合に適しています。
- 全脂肪乳:
- 特徴: 全脂肪乳には脂肪が含まれており、脂肪含有量は3.5%以上です。これは牛乳の自然な脂肪含有量です。
- 選び方: 全脂肪乳は栄養価が高く、特に幼児や成長期の子供にとって重要です。脂肪はエネルギー源として機能し、ビタミンAやDなどの脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。ただし、脂肪制限が必要な場合や肥満リスクがある場合は、摂取量に注意が必要です。
選ぶ際のポイント
- 子供の年齢と成長段階: 幼児や成長期の子供は全脂肪乳を摂取することが推奨されますが、年齢と栄養ニーズに応じて無脂肪乳や低脂肪乳を選択すること。
- 子供の栄養バランス: 牛乳は栄養価が高い飲み物ですが、他の食事や乳製品からも脂肪や栄養素を摂取することが重要です。子供の食事全体の栄養バランスを考慮しながら、牛乳の脂肪含有量を選ぶことが大切です。
- 個別の健康状態や好み: 子供が特定の健康問題を抱えている場合(例: 高コレステロール、肥満など)、医師や栄養士のアドバイスを仰ぐことをおすすめします。また、子供の好みや飲みやすさも考慮して選ぶと良いでしょう。
- 代替品の利用: 牛乳の代替品として、大豆乳、アーモンド乳、オートミルク、米乳などがあります。これらの代替品は牛乳アレルギーや乳糖不耐症の子供に適している場合があります。代替品を選ぶ際にも脂肪含有量や栄養バランスに注意しましょう。
牛乳が嫌いな子供には?
牛乳が嫌いな子供に対しては、以下の対処方法を試してみましょう。
- 代替品を提供する: 牛乳の代わりに、乳製品や非乳製品の別の飲み物を提供することができます。例えば、ヨーグルト、チーズ、大豆乳、アーモンド乳、オートミルクなどがあります。子供が好む飲み物を見つけ、それを栄養豊富な代替品として利用することができます。
- 風味を変える: 牛乳の風味を変えることで、子供が受け入れやすくなる場合があります。例えば、バニラやストロベリーの風味を加える、シナモンや蜂蜜を混ぜるなどの工夫を試してみましょう。
- 飲み物を食事に取り入れる: 牛乳を単体で飲むのが苦手な場合は、食事と一緒に飲むことを試してみてください。朝食時やおやつの時間に、牛乳をシリアルやグラノーラと一緒に提供することで、子供は自然に摂取できるかもしれません。
- 牛乳を利用した他の食品を提供する: 牛乳を直接飲むのが難しい場合は、牛乳を利用した料理やデザートを提供することも考えてみてください。例えば、ヨーグルト、プリン、スムージーなどは牛乳を使用しており、子供が好むかもしれません。
- 子供と一緒に選ぶ・作る: 子供が飲みたいと思えるように、一緒にスーパーマーケットや牛乳製品のコーナーに行き、子供が好きなパッケージやブランドを選ぶことができます。また、子供が興味を持てるように一緒に料理やスムージーを作ることも良いアイデアです。
- 忍耐強く試行錯誤する: 子供の好みは個人差がありますので、いくつかの方法を試しながら子供とのコミュニケーションを大切にしましょう。子供が新しい飲み物や料理に慣れるまでには時間がかかることもありますので、忍耐強く試行錯誤することが重要です。
最も重要なのは、子供とのコミュニケーションを保ちながら、ストレスを感じさせずに子供が栄養を摂る方法を見つけることです。子供の好みやニーズに合わせて柔軟にアプローチし、健康的な飲み物の摂取をサポートすることが大切です。

うちの子供達は成分無調整の牛乳しか飲まないので栄養的には良さそうですが、摂取量には注意が必要のようですね!また、牛乳嫌いな子供には食べ方や味を変えてみるという事だけでなく、親と一緒に買い物をして選んだり、一緒に料理を作ったりすると、興味を持って飲んでくれるかもしれません!!
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