自動車業界へ他業種のメーカーが参入してくるというお話は数年前から時折話が聞こえてきていました。ただそんなお話は束の間ニュースや雑誌で取り上げらるだけで、現状どうなっているのかいまいちピンときていないのではないでしょうか?今回は情報通信業大手企業Googleの自動車開発を深掘りしていきます!!
![](https://kaihatsublog.com/wp-content/uploads/2023/05/andy-wang-Nfw2A9JGBsw-unsplash-160x90.jpg)
Waymoとは
Waymo は、Google の親会社である Alphabet が所有する自動運転車会社です。Waymo は 2009 年に設立され、それ以来、自動運転車の開発に取り組んできました。Waymo はカリフォルニア州、アリゾナ州、ネバダ州、テキサス州で自動運転車のテストを行っており、2020 年にはニューヨーク市で自動運転車の配車サービスを開始しました。
Waymo の自動運転車はまだ開発中ですが、同社はすでに公道で走行している車をいくつか持っており、技術はますます洗練されています。 Waymo は、自動運転車が近い将来に一般に利用可能になると考えています。
WaymoとGoogleのサービス
Waymo の自動運転車は Google マップと連携しています。つまり、車は Google マップのリアルタイムの交通情報を使用して、最適なルートを選択できます。車はまた、Google マップのストリートビューを使用して、目的地までの道順を把握できます。
Waymo の自動運転車と Google マップの統合により、車はより安全かつ効率的に運転できるようになりました。これにより、車が遅延や渋滞を回避するのに役立ちます。
また、日本では導入が難しいかもしれませんが、アメリカでは「Waymo One」(ウェイモワン)とよばれる世界初の自動運転タクシーサービスも行っているようです。このサービスによって障害者や高齢者など、運転できない人々も手軽に一人での車移動が可能です。
日本での走行は?
Waymo の自動運転車は、自動運転レベル 4 に分類されています。つまり、人間の介入なしで、特定の状況で運転することができます。しかし現在、日本ではレベル3以上の自動運転車の公道走行は認められていません。(限定された領域であれば認められている)
また、Waymoは2021年に日本で自動運転車のテストを行う計画を発表しましたが、それ以来この計画について更新はありません。
ウェイモが日本で自動運転車のテストを行うのを妨げる要因はいくつかあります。1つの要因は、日本が自動運転車に厳しい規制を持っていることです。もう1つの要因は、日本は山岳地帯や狭い路地など、自動運転車にとって難しい地形があることです。
ただ、これらの課題にもかかわらずWaymoは日本で自動運転車のテストにコミットしていると述べています。Waymoは、日本を自動運転車にとって重要な市場と考えており、日本で成功することを望んでいます。
![KAI](http://kaihatsublog.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
ちょくちょく話は出ていたGoogleの自動車開発ですが、過去のテスト中に数回事故を起こしているようですし、調べてみると課題も多そうです。ただ、現在は「Waymo One」とよばれるサービスも提供するなど安全面ではかなり改善されているようですね!日本では実施が難しいサービスなのかもしれませんが「Waymo One」利用で自家用車いらずなんて人もいるんでしょうね!!
コメント